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ゴールした時、私は感動して目頭が熱くなり、思わず山部さんと抱き合いました。

安藤 辰さん（43歳）会社経営者
トライアスロン歴3年

体重80キロ、体脂肪率30％、タバコを吸い、3キロも満足に走れなかった私が、海外のアイアンマンレースを完走するなんて思いもしませんでした。

3年前に台湾で開催された、スイム1.8㌔、バイク90㌔、ラン21㌔のミドルレース。

タイムこそ平凡でしたが、一度も止まることなく前に進み続け、最後はでダッシュでゴールテープを切ることができたのです。

私はいつからこんな体力がついたのだろうか。

山部さんに誘われてバイクを買ったのは5年前。
なかなか練習に参加できなかった私を何度も誘ってくれて、少しづつ練習が楽しくなってきました。

そんな時、「海外のアイアンマンレースに出てみないか？」と言われ、自分には絶対に無理だと思いました。

しかし、一旦大きな目標を立てると、自然と達成してみたいという意欲がわき、仲間との練習だけでなく、早起きしてのバイク、真夏の炎天下の中でのジョギング、体感トレーニングなど、自分でも信じられないほどストイックに空き時間を活用するようになりました。

努力は裏切らないものです。

1年後の台湾で初完走を皮切りに、マレーシア、五島など数々のミドルレースを楽しみながらゴールすることができるようになりました。

体重は70㌔まで落ち、体中の筋肉がしなやかに研ぎ澄まされ、仕事にも意欲的になり、経営する会社を飛躍させることにもつながりました。

それは、体力だけでなく、あきらめずに前に進み続ける精神が身についたからだと思うのです。

今は、ロングレースを14時間で完走することを目標にしています。

もちろん、仕事や家庭が大切なので、練習にさける時間はわずかですが、生涯スポーツにしたいと思っていますので、気軽にコツコツやりたいです。

山部さんとチームの仲間の存在があるから頑張れるのです。

自分にはトライアスロンなんて、絶対無理！
そう思っているあなた。

一歩前に踏み出しませんか？